今日は「ディズニー長編アニメーション」を公開順に鑑賞し、評論していく「ディズニー総チェック」 今回は通算51作品目の『くまのプーさん』(11年版)です。 いよいよ長い「ディズニー史」最後の2d手描きアニメになる今作。 ここで「アニメ」という文脈そのものが変化する、 ディズニー映画ではよく見られるこの手法。そのなかでもとくにすばらしい例がこちらです。 誇張することで、大事な点を強調することができます。 11立体感のある描画 Solid状態:CGC社鑑定済みケース入り この作品は1937年に公開されたディズニー映画「ミッキーの猛獣がリ(Moose Hunters)」の制作過程で描かれたドローイングです。ご覧のようにアメリカの大手鑑定会社CGC(Certified Collectibles Group:注)によってGenuine(本物)と鑑定されており、半硬質のプラスティック
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